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消費財や暮らしにまつわるトピックスをお届けする『Fromプラネット』。
今号では、値上げに関する意識調査の結果を一部ご紹介します。

洗濯

ほぼ毎日洗濯をする人が増加

屋外に干す人が7割以上 20代女性は室内が屋外を上回る

 「あなたもしくはご家族がふだん自分や家族のために洗濯をする頻度を教えてください」と聞いたところ、47.8%の人が「ほぼ毎日」と回答しました。これは2019年の同調査(35.6%)より10ポイント以上増えています。続いて、「週に2~3日程度」(24.7%)、「週に4~5日程度」(14.0%)、「週に1日程度:平日」(4.2%)、「週に1日程度:休日」(3.2%)、「週に1日未満」(2.9%)の順でした(「その他」を除く)。
 洗濯物をどのように乾かしているかを聞くと(複数回答)、最も多かったのが「屋外(庭・ベランダ・軒下など)に干す」(73.6%)で、次が「室内に干す」(56.9%)でした。ただ、20代・30代では、屋外に干す人と室内に干す人の割合が、ほぼ同じか逆転しています。特に女性20代は「屋外に干す」が58.7%、「室内に干す」が67.4%で、「室内に干す」が10ポイント近く高くなっています。

面倒なのは「たたむ」と「干す」「下洗い」などは男女差が顕著

 洗濯に関する作業で特に面倒だと感じることを聞くと(図表1)、1位が「洗濯物をたたむこと」(30.9%)、2位が「洗濯物を広げて干すこと」(30.2%)でした。3位の「汚れ部分の下洗い、つまみ洗い」(28.2%)は男女差が大きく、15ポイントも差があります。ほかに「洗濯物をたたむこと」、「おしゃれ着などをネットに入れること」、「洗濯物のアイロンがけ」も10ポイント以上の差があります。面倒だと思うことに男女差があるというよりも、洗濯に対する意識の違い、手間をかけるかどうかの違い、さらには洗濯する頻度や家事の役割分担などに原因があるのかもしれません。

洗剤で重視するのは「洗浄力」 コロナ禍を経て除菌・抗菌も意識

 衣料用洗剤について重視していること(複数回答)で最も多かったのは「洗浄力、汚れ落ちがよいこと」(62.3%)で、その次が「抗菌力・消臭力があること」(28.8%)です。
 「好きな香りであること」は17.5%で、「微香、無香であること」(12.2%)と比べて少し割合が高いものの、洗濯後になんらかの匂いがついていることをポジティブに捉えている人はそれほど多くないようです。
 コロナ禍後の洗濯に対する意識の変化を聞くと(自由回答)、「変化はない」という人も多かったものの、「こまめに洗濯するようになった」「除菌や抗菌を意識するようになった」という声が多く挙がりました。


詳しい調査結果は、FromプラネットVol.224「洗濯」をご覧ください


調査機関:株式会社プラネットによる調査企画をもとに、
株式会社ネオマーケティングにて「洗濯」に関する意識調査を実施。
期間:2024年7月24日~29日、インターネットで4,000人が回答。
バックナンバーより時節に合ったトピックをご紹介しています。