株式会社プラネット

HOME > 知る・役立つ・参加する > 広報誌 Planet VAN VAN > 2024 Autumn Vol.144 > 意識調査

消費財や暮らしにまつわるトピックスをお届けする『Fromプラネット』。
今号では、値上げに関する意識調査の結果を一部ご紹介します。

調理用保存グッズ

バラエティ豊かな保存容器の活用方法

素材はプラスチック製が最多 重視する点は電子レンジで使えるか

 食材や作り置きの保管で活躍する調理用保存容器。自宅で使っている容器の種類を尋ねると、「プラスチック製」が77.9%で圧倒的に多く、次いで「ガラス製」(39.3%)、「ビニール製」(33.9%)、「ホーロー製」(16.4 %)、「ステンレス製」(13.7%)の順でした。
 調理用保存容器を選ぶ時に重視する点(全体)は、1位が「電子レンジ可」(57.0%)、2位「価格の安さ」(52.3%)、3位「洗いやすさ」(49.7%)となりました(図表1)。男女で10ポイント以上の差があった項目は、「電子レンジ可」、「洗いやすさ」、「収納しやすさ」、「色やかたちなどのデザイン」で、いずれも女性の方が高い割合となっています。

おにぎりを包む時はラップが定番 専用ケースを使用している人も

 保存容器をダメにしてしまった状況について聞くと、最も多かったのは「においがついて取れなくなった」(30.1%)、次いで「落としたりぶつけて割ったり壊した」(26.7%)でした。保存容器を買い替える頻度は、5年以上買い替えない人(「4~5年に1回程度」より少ない頻度)が36.2%と最も多く、その次が「2〜3年に1回程度」(25. 3%)でした。
 おにぎりを包む時に何を使うかという質問に対しては、全体では「ラップ」と回答した人が68.2%と最も多く、定番と言えそうです。続いて「アルミホイル」(21.5%)、「おにぎり専用ケース」(5.5%)となっており、「自分でおにぎりを作らない」という人が14.8%、「おにぎりは作るが包むことはない」という人が7.1%でした。

におい移りや色移りはガラス製で解消

 自由回答では、容器へのにおい移り・色移りは、ガラス容器に切り替えて「悩みから解放された」という人が複数おり、次のようなコメントがありました。
 「若いときは100円ショップで保存容器を購入していたが、プラスチック製品ばかりのため、においが付いたり、色が付いたりして長く使えないと感じた。デザインがシンプルで流行に左右されにくいガラス容器のほうが、長い目で見ればコスパがいいため、最近は100円ショップでの購入が減った」(女性・40代)
 一方、プラスチック製でも、「キムチやラッキョウなどの漬物はラップを敷いてから入れる」と工夫して乗り切っている人もいました。


詳しい調査結果は、FromプラネットVol.218「調理用保存グッズ」をご覧ください


調査機関:株式会社プラネットによる調査企画をもとに、
株式会社ネオマーケティングにて「調理用保存グッズ」に関する意識調査を実施。
期間:2024年2月9日~15日、インターネットで4,000人が回答。
バックナンバーより時節に合ったトピックをご紹介しています。