女性は気に入った銘柄や お決まりの日用品をキープする傾向
消費税率が上がったら日用品の買い方や使い方をどうするか、表1〜3の買い方・使い方に当てはまる日用品を答えてもらいました。表1の「これまでより低価格のアイテムを買うようにするもの」とは、品質より価格の安さを優先させるアイテムと言えます。表2の「アイテムは変えずに、セールやポイントサービスなどを利用し、なるべく安いときに買うようにするもの」は、品質は下げたくないが、できるだけ安く買って支出は抑えたい、というもの。
安さを優先させる(表1)で1位だった「ティッシュペーパー」は、アイテムを変えたくない(表2)でも3位に。保湿力や触り心地にこだわった高級ティッシュペーパーも市民権を得ており、気軽に大量消費される一方で品質にこだわるニーズが高まっているのかもしれません。
また、表2の上位2項目「シャンプー・リンス」と「洗濯用洗剤」は、表3の「アイテムも使用量も変えない(支出が増えてもしかたがないと思う)もの」でも1位、2位を獲得。多少支出が増えてもよしとする、品質・銘柄にこだわって選ばれているアイテムと言えそうです。
男女差に注目すると、アイテムを変えたくない(表2)の全品目で、女性の数値が男性を大きく上回りました。男性に比べ、女性は気に入った銘柄、お決まりの日用品をキープする傾向が強いようです。さらにこだわるアイテム(表3)は、女性の順位が全体とは違うことに気づきます。女性では1位「スキンケア用品」、2位「シャンプー・リンス」、3位「オーラルケア用品」の順。女性にとって、特に〝ランクを下げたくない〟アイテムなのかもしれません。
詳しくは、Fromプラネット Vol.101「消費税増税に関する意識調査」をご参照ください
『DIMSDRIVE』実施のアンケート「消費税増税」。
期間:2018年11月27日~12月7日、DIMSDRIVE モニター3,805人が回答。