株式会社プラネット

HOME > 知る・役立つ・参加する > 広報誌 Planet VAN VAN > 2025 Autumn Vol.148 > 意識調査

消費財や暮らしにまつわるトピックスをお届けする『Fromプラネット』。
今号では、日用品・化粧品の購入に関する意識調査の結果を一部ご紹介します。

睡眠

睡眠時間は理想と現実にギャップ

平均睡眠時間は平日6時間台、休日7時間台が最多

 平日の平均睡眠時間、休日の平均睡眠時間、理想の睡眠時間について、それぞれ聞きました(図表1)。
 平日で最も割合が高いのは、「6時間台」(34.3%) でした。次いで「7時間台」(28.9%)、「5時間台」(18.5%)と続きます。休日は1位と2位が逆転し、「7時間台」(33.3%)、「6時間台」(26.0%)の順になります。また「8時間台」は平日と比べて10ポイント以上増え、21.5%です。
 理想の睡眠時間については、最も割合が高いのが「8時間台」(40.9%)でした。実際の睡眠時間と比べると、かなりの人が理想よりも短い時間しか眠れていないことになります。

「睡眠の悩みはない」は16.8% 年代によって異なる悩み

 「現在、自分の睡眠の質に満足していますか」という問いに対する答えは、「満足している」(17.9%)、「やや満足している」(34.9%)、「やや不満」(32.9%)、「不満」(14.3%)という結果となりました。
 睡眠の悩みについては、「トイレなどで途中に起きてしまう」が37.9%で最多でした(図表2)。男性・60代および70代以上、女性・70代以上では50%を超え、年代が上がると増える傾向があります。一方、「朝すっきり起きられない」「十分な睡眠時間が取れない」の割合は若い世代で高い傾向にあります。「睡眠の悩みはない」と回答したのは16.8%にとどまり、多くの人が何らかの悩みを抱えていることがわかります。

睡眠時間が取れない原因の1位は寝る前のパソコンやスマホ

 「十分な睡眠時間が取れない」という人を対象にその原因を聞くと、1位は「寝る前にパソコンやスマホを見てしまう」でした。若い世代で割合が高く、20代は56.5%、30代は58.1%、40代は52.3%でした。2位は「寝ている途中で目が覚めてしまうから」、3位は「なかなか寝付けないから」となっています。
 自由回答では、「冬の寒い時期は、敷パッドや掛け布団を暖かい起毛の物で、かつ肌触りの良い物にし、布団に入った瞬間にリラックスして気持ちよく眠りに入っていけるようにしている」(女性・50代)、「以前通っていた整形外科で枕の高さが自身の首と頭に合っているか計ったことがある。ちょうど合う枕の高さにするために、タオルケットなどを枕の下に入れて、高さ調整をしている」(男性・30代)などのコメントがあり、寝るときの環境や寝具への様々な工夫がうかがえました。


詳しい調査結果は、FromプラネットVol.230「睡眠」をご覧ください


調査機関:株式会社プラネットによる調査企画をもとに、
株式会社ネオマーケティングにて「睡眠」に関する意識調査を実施。
期間:2025年2月3日~4日、インターネットで4,000人が回答。
バックナンバーより時節に合ったトピックをご紹介しています。