True Dataと共同開発
「POSデータクレンジングサービス」を提供
当社は2022年3月31日、株式会社True Data(本社・東京都)と業務提携に関する基本契約を締結しました。
その第一弾として「POSデータクレンジングサービス」を共同で開発し、2022年内に提供を開始する予定です。
データ分析に必要な作業を省力化することで、メーカー各社のPOSデータ活用をサポートします。
POSデータ分析業務の負担を軽減 フォーマット統一を代行
True Dataは国内最大級の消費者購買情報データベースを運営し、POS/I D-POS などの消費者データ分析や購買行動分析ソリューションを消費財メーカー、小売業などに提供しています。
今回の業務提携は、両社の強みを生かして流通業界の発展に貢献する取り組みを進めることを目的としています。その第一弾となるのが、「POSデータクレンジングサービス」で、データ整備のアウトソーシングサービスを提供します。
メーカー各社は小売業から提供されるPOSデータを分析して商談やマーケティング、在庫管理などに活用していますが、小売業ごとにデータのフォーマットやコードが不統一であるため、分析に先立って共通のフォーマットに統一する作業が発生します。
この作業に必要な人材やツールなどが限られているメーカーではデータ整備が思うように進まず、POSデータを活用するうえでボトルネックになっているという課題があります。
「POSデータクレンジングサービス」は、フォーマット変換などの作業を代行し、分析に適した形でお渡しするサービスです。
商品カテゴリ情報と「標準取引先コード」を付与
小売業のPOSデータでは、商品コードはJANコードが使われていますが、商品カテゴリ情報が付与されていなかったり、間違っている場合があります。「POSデータクレンジングサービス」では、True Dataが保有する商品マスタを利用してカテゴリ情報を付加します。また、店舗コードについては、元のPOSデータでは各小売業独自の店番号が付与されていますが、クレンジング後にお渡しするデータは、プラネットの「標準取引先コード」に変換されます。このように、フォーマットを統一するだけでなく、情報の付加やコード変換も行うことで、POSデータ分析がより容易になります。
物流の適切化や流通業界のDXに貢献
このサービスをご利用いただくことで、これまでデータ整備作業にかけていた労力を分析業務に集中させることが可能になります。将来的には、フォーマット変換やコード変換にとどまらず、データを集計してレポートの形でお渡しすることも構想しています。
POSデータの有効活用は、物流の適切化やマーケティングの精度向上につながります。当社とTrue Dataは、この「POSデータクレンジングサービス」を、将来的には流通サプライチェーン全体の可視化・効率化につながるサービスへと進化させ、流通業界のサプライチェーン計画(SCM)やマーケティング計画などのDX推進、廃棄物の削減などSDGsのゴール達成に資するソリューションとなることを目指します。
株式会社True Data(トゥルーデータ)会社概要
- お問い合わせ先:
- 株式会社プラネット 広報部
Mail : koho-pr@planet-van.co.jp
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