マスクに求めたいのは値段と性能の両方
新型コロナウイルス感染拡大の影響でマスクが手放せない生活が続いています。コロナ禍前と比べてマスクをする頻度はどう変わったのでしょうか(表1)。「増えた」と「少し増えた」の合計は6割となり、女性の方が「増えた」が約14ポイント高くなっています。
「コロナ禍前はしなかったが、するようになった」人も全体の3分の1いました。その比率は50代以上の男性が高く、特に70代以上男性では半数以上に。70代以上女性でも4割強にのぼります。高齢者には従来、マスクをつける習慣があまりなかったのが、コロナの重症化リスクが高いと言われ、予防のためにマスクを日常的に使うようになったという行動変化があったようです。
次に、マスクを選ぶ際に重視することを聞きました(表2)。半数以上が挙げたのが「価格」と「花粉やウイルス、ほこりなどの除去性能」。“毎日使うものだから、できるだけ価格は抑えたい、でもウイルスなどの除去性能はしっかりほしい"といったニーズがうかがえます。品質への信頼感などから、「日本製であること」を重視する人も2割にのぼりました。
そこで、日本製不織布マスク(50枚入り)をいくらまでなら買うかを聞いたところ(表3)、「1000円未満」が6割強にのぼり、「1000円台」は3割弱、「2000円以上」という人も6%強いました。一時期すっかり姿を消した日本製マスクを店頭で見かけることも増えてきました。輸入品に比べて価格が高くても、それを受け入れている消費者は着実にいるようです。
詳しくは、Fromプラネット Vol.139「マスクに関する意識調査」をご参照ください
調査機関:株式会社プラネットによる調査企画をもとに、
株式会社ネオマーケティングにて「マスク」に関する意識調査を実施。
期間:2020年7月17日〜20日、インターネットで4,000人が回答。
株式会社ネオマーケティングにて「マスク」に関する意識調査を実施。
期間:2020年7月17日〜20日、インターネットで4,000人が回答。