駆除方法は スプレー式殺虫剤が主流
自宅で害虫を見つけた際にどんな対応をするかを、虫ごとに調べました(表1)。「蚊」では93.5%の人が「自分で駆除する」と回答。「ハチ(スズメバチ以外)」は「追い払う(家の外に逃がす/追い出す)」人も多く、刺激せずに、とりあえず身に危険が及ばないよう家の外に逃がす対処をする人もいることがうかがえます。「クモ」は「放っておく」が12.1%と、虫の中で最も高く、益虫であることから、家の中にそのままにしておく人も少なくないと想像されます。
「ゴキブリ」は、男性では「自分で駆除する」と答えた人が92.3%と9割を超えました。一方で、「他の人に駆除してもらう」と答えた女性は26.5%と、4人に1人以上。「ゴキブリ」を〝脅威〟に感じている女性の多さがうかがえる興味深い結果でした。
何を使ってどんな方法で虫を駆除しているか(表2)では、ほとんどの虫で「スプレー式殺虫剤」が1位に。虫ごとの専用殺虫剤も市販されており、使い分けている人もいると思われます。
ほとんどの虫で次に多かったのが、「たたくなどして駆除」するという原始的な方法。蚊を見つけると反射的にパチンとたたいてしまう人も多いでしょう。「蚊」では昔ながらの「渦巻き型のくん煙式殺虫剤(蚊取り線香など)」が3位。「ゴキブリ」では「市販の毒入り餌を設置」が3位、「粘着系捕獲グッズ」が4位に続きました。一方、「小バエ」「ハエ」では、「粘着系捕獲グッズ」が3位となり、特に「小バエ」では13.3%と1割を超え、昭和世代には懐かしい〝ハエ取り紙〟が今も活躍していることがわかりました。
詳しくは、Fromプラネット Vol.68「害虫・害獣対策に関する意識調査」をご参照ください
『DIMSDRIVE』実施のアンケート「害虫・害獣対策」。
期間:2017年7月7日〜7月21日、DIMSDRIVE モニター3,796人が回答