株式会社プラネット（本社：東京都港区、代表取締役社長：玉生弘昌）は、一般消費財の流通関係者向けの情報共有サイト「バイヤーズネット」に、顧客ＩＤ付きＰＯＳデータ分析の大手で、同社関係会社のカスタマー・コミュニケーションズ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：西川明宏）が集計した「ドラッグストア商品購入リピート率ランキング トップ２０」を１月２１日より掲載を開始しました。

　今回掲載するのは、カスタマー・コミュニケーションズ(株)が保有している４，０００万人規模の購買履歴データを統合した「ＣＡＦÉ」（“Ｃｕｓｔｏｍｅｒ Ａｃｃｕｒａｔｅ Ｆａｃｔ Ｆｉｎｄｉｎｇｓ Ｅｘｐｌｏｉｔａｔｉｏｎ”の略）パネルデータから、ドラッグストアにおける衣料用洗剤類、芳香消臭剤、マスクをはじめとした１２の商品カテゴリにおいて購入個数が上位の２０商品を集計し、そのリピート率を算出したデータです。

　このデータは、流通業で一般的に用いられる「ＡＢＣ分析」に、商品ロイヤルティ(Ｌｏｙａｌｔｙ)として「リピート率」を加えた「ＡＢＣＬ_®分析」と呼ばれる分析手法で集計されています。

　買上点数構成比によるＡＢＣ判定と「リピート率」を合わせて見ることによって「絶対に欠品させてはいけないアイテム」や「売込めばリピーターがついて伸びてくる商品」を発見することができます。

　さらに、「バイヤーズネット」の「商品データベース」と連携し、ランキング記載の商品をクリックすると、その商品の画像や詳細情報を参照できるのが特徴です。

　２０１０年末にリニューアルしたカスタマー・コミュニケーションズ(株)のホームページ（http://www.cust-communications.com）では、「バイヤーズネット」に掲載されるドラッグストア販売商品のランキングのほか、マーケティングに関するコラムやイベント・記事紹介などの最新情報が掲載されています。

　今回の取り組みは、２００９年に関係会社となったカスタマー・コミュニケーションズ(株)との、初めての共同事業です。「バイヤーズネット」を通じてマーケティング分野でのサービス拡充を目指しているプラネットは、今後もカスタマー・コミュニケーションズ(株)との共同事業を通じて、流通業の業務効率化に貢献して参ります。

「ドラッグストア商品購入リピート率ランキング トップ２０」概要

《 ご 参 考 》

■「ドラッグストア商品購入リピート率ランキング トップ２０」の画面イメージ

≪リピート率 とは≫
　集計期間内に対象商品を１回以上購入した顧客のうち、同期間内に同商品を２回以上購入した顧客の割合。

≪バイヤーズネット とは≫
　消費財流通に携わるメーカー・卸売業・小売業間のマーケティング、マーチャンダイジング（ＭＤ）、バイイングなどの非定型業務の効率化を支援するＷｅｂ情報提供サービスで、２００１年１０月より開始。

　利用に際しては一人ごとに会員登録（無料）が必要で、２０１０年１２月末の登録会員数はメーカー・卸売業・小売業すべて合わせると３，２３４社・１８，２１９名※。

　全会員向けのサービスメニューとして「商品の検索」と「トレンド市場」、特定会員向けのサービスに「商品マスタ登録支援サービス」「ビジネスナビゲータ」がある。

※ 業態ごとの内訳は以下の通り。

　　　メーカー：　２，２２０社・１２,１１５名、卸売業 ：５８７社・４，９６０名、小売業：４２７社・１，１４４名

≪カスタマー・コミュニケーションズ(株)の概要≫