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プラネッ太くんの社会科見学

入浴で心と体を健やかに

 (PLANETvanvan 2014年冬号(Vol.101) 掲載記事より)

寒さが一段と厳しさを増してくるこの時期、ゆっくりとお風呂につかって温まることに至福の喜びを感じる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、入浴剤・バスタイム製品メーカーとしておなじみの株式会社バスクリンの静岡工場を訪れ、1930(昭和5)年発売以来のロングセラー商品“バスクリン”が製造される様子を見学してきました。また、「お風呂博士」こと広報責任者の石川泰弘さんから、おすすめの入浴法や入浴剤選びのコツについてご紹介いただきました。

INDEX

今回おじゃましたのは… 株式会社バスクリン
http://smartcamp.rohto.co.jp/

ロングセラー商品を支える「信頼されるものづくり」へのこだわり

 当社の静岡工場は2011年4月に静岡県藤枝市で稼働を開始し、“バスクリン”をはじめ“日本の名湯”や“きき湯”などの入浴剤を製造しております。
 当工場ではまず、原料を自動倉庫で一気に最上階の6階まで運び上げ、階下の各フロアを経由しながら調合します。複数の工程で異物除去・混入防止対策を施し、1階の充填包装・梱包ラインへと供給され、製品ができあがります。エアー搬送供給方式を採用していた旧工場に比べ、製剤調合の効率化が進み、コンプレッサーの電力を100kw削減しています。また、随所に自然光を取り入れたほか、省エネ型照明の採用、製造工程で出る廃棄物分別の徹底、コンプレッサードレインの油水分離装置の導入など、さまざまな手法で環境への負荷軽減に努めています。ちなみに当社では、容器リサイクル法に基づき、1999年にバスクリンの容器を全面リニューアルし、再生紙とプラスチックを使った、分別しやすいパッケージにしました。その他に
も、全ての製品において内箱を廃止し、入浴剤“きき湯”やスキンケア入浴剤“ソフレ”で容器をリユースできる詰め替えパッケージを導入するなど、自然との共生を原点とする企業として、全社一丸で環境保全活動に取り組み、2010年11月17日にはエコアクション21(※1)認証を取得しています。
 ところで、2月7日から23日まで第22回オリンピック冬季競技大会がロシアのソチで開催されますが、当社では日本選手団をサポートするために“きき湯 ファインヒート スペシャルエディション”を開発し、ご提供しています(※2)。温泉や生薬の研究による知見を集約した、アスリート仕様ともいえるこの製品が、選手のみなさんの疲れを癒し、競技に臨む活力となることを心より願っております。

※1=環境省が策定した「エコアクション21ガイドライン」に基づき、取り組みを行う事業者を審査し、認証・登録する制度です。
※2=同社は、2011年6月よりJOC(公益財団法人日本オリンピック委員会)のオフィシャルパートナーとして、オリンピック競技に参加する日本選手団に対し、入浴剤に関する情報の提供や入浴指導及び“きき湯”シリーズを中心とした入浴剤の提供を行っています。

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お風呂博士が教える、冬の入浴法と入浴剤選びのコツ

販売管理部 販売促進課マネジャー 広報責任者石川 泰弘さん


 温泉入浴指導員、睡眠改善インストラクターの資格を持ち、『お風呂の達人 バスクリン社員が教える究極の入浴術』の著者として、全国各地での講演をはじめ、さまざまなメディアでご活躍の「お風呂博士」こと、石川さん。寒い時期の入浴法や入浴剤の選び方について、アドバイスを頂きました。

冬の入浴法

 冬場の入浴には、熱くもなくぬるくもない40度くらいの湯温が適しています。肩までつかる全身浴で、時間は10 〜15分程度がおすすめです。冷えの改善には、寒さで収縮した血管を徐々に開いて血液の巡りをよくし、じっくり温めることが大切です。就寝の30分〜1時間前に入浴すれば上がった体温もスムーズに下がり、快適な睡眠にもつながります。

冬の入浴法

効能を理解して選ぶ

 みなさんが入浴剤を選ぶ際の決め手はなんでしょうか? 色や香り、パッケージのデザインなどで決める方もいらっしゃると思いますが、ここでは効果で選ぶ際に役立つポイントをお教えしましょう。

温熱効果

★「バスクリン」に含まれる硫酸ナトリウム(芒硝)は、温泉成分のひとつで、身体の表面にベールをつくり、入浴で温まった身体から熱が逃げるのを防ぎます。
★「きき湯」「きき湯 ファインヒート」など、炭酸ガス系の入浴剤では、お湯に溶けた炭酸ガスが抹消血管に入り込むことで血流を促し、身体を温めます。 

保湿効果

★「ソフレ」など乳液タイプの入浴剤は、無機塩類系や炭酸ガス系のものに比べると身体を温める効果というよりも保湿効果が高く、肌がデリケートな方や潤いを重視する方に向いています。

清浄効果

★「バスクリン クール」など、炭酸水素ナトリウム(重曹)の配合比率の高い入浴剤では、清浄効果がアップ。ご存知のように重曹には、皮脂や垢を分解する効能がありますので、入浴後にサッパリした感じが得られるのです。

冬の入浴法

パッケージの裏側に注目

 当社の“バスクリン”や“きき湯”をはじめとする入浴剤は、入浴のもつ温浴効果と清浄効果を高める製品として、薬事法の規制のもとで製造されています。店頭では、薬事法適用外で効能効果の記載の無い「雑貨」や化粧品としての効果しか記載出来ない「浴用化粧品」、そして効能効果が記載できる医薬部外品が陳列されています。医薬部外品として入浴剤を製造するためには、厚生労働省が認める有効成分を70%以上配合しなければならないなど、細かな決まりがあり、手間もコストもかかります。その分、信頼される製品としてご支持頂いていることに誇りを感じるとともに、お客様に感謝しております。
 入浴剤を選ぶ際は、パッケージの裏側にある情報を活用しましょう。ここに記されている効能効果は、温泉の説明書きと同じようなものです。有効成分なども記されていますが、これは配合比率の多い順に並んでいます。たとえば、保温タイプの入浴剤だと、乾燥硫酸ナトリウムが先に書かれています。それとは逆に、夏向けのさっぱりするタイプの入浴剤では、炭酸水素ナトリウムの表示が先になっているんですよ。

冬の入浴法

効き目の持続時間

 入浴剤の効能がどれくらい続くかは、製品や成分によって異なります。炭酸ガス系の入浴剤では、炭酸ガスそのものの効果は2時間ぐらい経過すると徐々に落ちてきて3〜4時間で無くなります。ちなみに湯温が高いほど、ガスが抜けるスピードも早くなってしまいます。けれども、炭酸ガス以外の温熱効果や肌のキメを整える効果はずっと持続しますので、追い焚きしても効果は変わりません。
 「たくさん入れると効果もアップしますか?」という質問を受けることがありますが、適量で効果が期待できるように製造しておりますので、決められた容量を守ってお使いいただくようにお願いしています。

冬の入浴法

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「お風呂博士」石川さんの最新刊!

『バスクリン社員がそっと教える肌も腸も健康美人になる入浴術26』(発行・(株)スタンダードマガジン)が、2013年11月26日(いい風呂の日)に発売されました。
 この本では、冷え症、肩こり・腰痛、便秘、むくみなど、女性の悩みを緩和し、美肌と痩せ体質に近づく入浴法が紹介されています。お風呂に入ることで、健康的にキレイになるための秘訣がたくさんつまっていますので、ぜひご一読ください☆

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