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プラネッ太くんの社会科見学

コミュニケーション・メディアとしての印刷に触れる空間

(PLANETvanvan 2011年春号 掲載記事より)

印刷は、新聞や雑誌、書籍はもちろん、商品のパッケージや、DVD・CDや電子部品の製造に至るまで、今日の私たちの生活に欠かすことのできない技術です。今回は、凸版印刷株式会社が運営する印刷博物館を訪れ、さまざまな展示を拝見しながら、印刷の歴史に触れてきました。

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今回おじゃましたのは… 印刷博物館 http://www.printing-museum.org/

“かんじる・みつける・わかる・つくる”で、理解を深める

 印刷は、太古から現代に至る歴史の中で、コミュニケーション・メディアとして社会や文化を支えてきたものです。その印刷という営みをさまざまな視野からとらえ、一般にも広く知っていただきたいと願って、凸版印刷が創業100周年を迎えた2000年に、この印刷博物館をオープンしました。

 館内は大きく分けて「プロローグ展示ゾーン」、「企画展示」、「総合展示」、「印刷工房」の4つで構成されており、それぞれ“かんじる・みつける・わかる・つくる”というキーワードで、印刷に触れていただくことができます。収蔵資料は、1200年以上前の印刷物から、日本で最初の銅製活字、古いポスターやチラシ、歴史的な書籍や雑誌、最近の印刷物に至るまでバラエティに富んでいます。また、印刷に関する理解と知識が深められるように、サインパネルや解説モニターも設置しています。

 なお当館では、展示替えに合わせて空間も変化する博物館を体験できるように、常設と企画の展示ゾーンを分けず、企画展示をメインに展示アイテムを入れ替える可変型展示システムを採用しております。

 展示の他にも、デジタル技術を駆使した映像を上映するVRシアターや、当館のオリエンテーションや映像ソフトの上映を行うグーテンベルクルームなどがあります。

“かんじる・みつける・わかる・つくる”で、理解を深める

展示物には、重要文化財も!

 数多い展示物のなかでも、"駿河版銅活字"は、重要文化財の指定を受けており、是非ご覧いただきたいもののひとつです。これは、徳川家康が朝鮮伝来の銅活字をもとにつくらせた日本で最初の銅製活字です。1607(慶長12)年に、家康が駿府城(静岡県)に隠居してから林羅山と金地院崇伝に命じて鋳造させたもので、『大蔵一覧集』11巻、『群書治要』47巻などの刊行に使用されたとのことで、これらを駿河版と言います。総数11万本余あったとされるこの銅活字も、その後の火災によって大半を焼失し、現存するのは約3万8千本です。重要文化財に指定されたのは1962(昭和37)年で、我が国の印刷文化を伝承するうえでも、たいへん貴重な資料です。

 また、おなじみの福沢諭吉『学問のすゝめ』初版本もご覧いただけます。この本は、『学問ノススメ』とカタカナで表記されることが多いのですが、初版本ではひらがなで印刷されていたのです。ご存じでしたか?

 当館には、このような紙の資料に加えて、"西洋式木製手引き印刷機"(復元)や"スタンホーププレス"など海外の印刷文化の発展を支えてきた機器類の展示もありますので、さまざまな角度から「印刷」に関する新たな出会いや発見 を楽しんでいただけると思います。

展示物には、重要文化財も!

博物館データ

店頭デザイン大解剖展〜つい買いたくなるお店の「しかけ」とは?

店頭でお客さまをひきつけ、買いたい気分にさせる、優れた販促ツールや陳列手法の事例を多数ご紹介しています。

会期2011年2月1日(火)〜2011年5月8日(日)
休館日毎週月曜日
開館時間10:00〜18:00
入場料無料 ※印刷博物館本展示場にご入場の際は入場料が必要です

店頭デザイン大解剖展〜つい買いたくなるお店の「しかけ」とは?

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